九州歴史資料館特別展「筑紫君一族史」
終了
筑後
文化・芸術・スポーツ
開催日時 | 2024年10月12日 09時30分 ~ 12月8日 16時30分 |
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開催場所 | 九州歴史資料館 第1・2展示室 |
アクセス | 西鉄:天神大牟田線三国が丘駅から約700m JR:鹿児島本線原田駅下 車タクシーで約10分 |
参加費 | 第1展示室は有料:一般210(150)円、高大生150(100)円、中学生以下、満65歳以上の方、障がいのある方とその介護者1名無料(土曜日は高校生も無料)※( )内は、20名以上の団体料金。 |
定員 | なし |
主催者 | 九州歴史資料館 |
お問い合わせ | Tel:0942-75-9501 九州歴史資料館文化財企画推進室広報普及班 |
特記事項 | ※詳細は関連リンク先をご参照ください。 |
関連リンク | 九州歴史資料館ホームページ(外部リンク) |
内容
『日本書紀』が継体天皇21年(527)に勃発したと伝える筑紫君磐井の乱は、日本列島における国家形成史上最大の内乱でした。磐井は1年半にわたって抵抗を続けましたが、後の筑後国御井郡での決戦で斬られたとも、豊前国に逃げたとも伝えられています。乱の後、倭王権は筑紫君を滅ぼすことなく筑紫国造に任命し、天智天皇2年(663)の白村江の戦いの敗北に至るまで、朝鮮半島での軍事行動に協力させました。
この特別展では、筑紫君一族の祖先から出た女性司祭者の甕依媛から、筑紫君一族の勃興を探り、ついで有明首長連合の形成、八女地域の開発や磐井の墓とされる岩戸山古墳出土資料から、本拠地の八女地域、さらに九州北部における筑紫君の権力基盤を明らかにします。そして磐井の乱後の倭王権の九州支配の形成過程、古代国家「日本」の成立に至る歴史を、筑紫君の視点から概観し、筑紫君一族が古代国家成立過程で果たした役割に迫ります。
関連イベント
9月14日(土曜日)九歴講座「磐井誕生前夜~石人山古墳を中心に」森井啓次(当館学芸員)
10月11日(金曜日)報道関係者向展示内覧会
10月12日(土曜日)九歴講座「筑紫君磐井と岩戸山古墳」吉田東明(当館学芸員)
10月20日(日曜日)特別展開催記念茶会 小郡市文化協会裏千家
10月25日(金曜日)夕べのギャラリートーク 小嶋篤(当館学芸員)
10月27日(日曜日)アクロス・ミュージアムキャラバンin 九州歴史資料館
11月3日(日曜日)記念講演会「継体天皇と筑紫君磐井」篠川賢氏(成城大学名誉教授)
11月9日(土曜日)九歴講座「筑紫君磐井の乱前後の勢力変遷」秦憲二(当館学芸員)
11月17日(日曜日)文化財めぐり「やめ古墳日和」吉村靖徳(当館副館長)
11月29日(金曜日)夕べのギャラリートーク 酒井芳司(当館学芸員)
11月30日(土曜日)古代史研究フォーラム「筑紫君磐井の乱の実像に迫る」
イベントごとの申し込みになりますので、チラシまたはホームページで申し込み方法をご覧ください。